こんにちは、ディレクト社員です
私が普段から心がけている当社の教えを投稿します。
建築・内装の現場は、日々さまざまな変化や課題と向き合いながら進行しています。
そんな中で、私たちディレクトは当たり前を徹底することこそが信頼と、特別な空間の創造につながると考えています。
今回は、ディレクトが日々の現場で大切にしている「5つのこだわり」をご紹介します。
1. 現場管理の基本は「先を読む力」と日々の勉強
ただ指示を出すのではなく、「次に何が起きるか」を常に想定しながら動くこと。
工程を乱さないための段取り、職人さんへの配慮、資材の搬入出のタイミング……
すべては「現場が気持ちよく回ること」に通じています。
他の現場を担当する社員からの情報を絶えず共有することが重要と考えます。
○ 工期短縮やトラブル回避は、日々の“ひと手間”で決まる。
○一つ先を読む管理が、最終的な品質と効率を左右します。
2. 安全対策は「守る」ではなく「つくる」もの
安全は“守るべきもの”という認識がありますが、私たちは“能動的につくるもの”だと捉えています。
○朝礼での声かけの工夫
○ヒヤリハットの共有ルール
○施工前の「リスク洗い出し・留意点の確認のミーティング」
安全は指示だけでは生まれません。現場ごとに異なる状況を的確に読み取り、
「気づく力」「伝える力」「止める勇気」を現場全体で持つ文化を育てています。
3. “納まり”への執着は、プロとしての誇り
「ここ、仕上がりキレイだな」――
そんな言葉が現場で自然に出るような納まりを、常に目指しています。
○ミリ単位の調整
○つなぎ目への気配り
○図面だけでは見えない“現場の空気”を読む施工
建築の美しさは、見えない工夫の積み重ねで決まります。
ディレクトの現場は、「納まりに厳しい」と言われるくらいでちょうどいいと考えます。
4. 材料選定は「その場しのぎ」ではなく「長く愛される選択」
材料の選定は、コストや納期だけでは決まりません。
○現場の使い勝手に合っているか
○維持管理しやすい素材か
○空間全体の印象にマッチしているか
クライアントがその場所を長く使うことを考えるからこそ、短期的な都合ではなく、将来を見据えた選択を大切にしています。
5. クライアント対応は「聞く力」が重要
施工管理は“モノをつくる仕事”ですが、根本には人の思いを汲み取る仕事があります。
○図面に書かれていない要望
○言葉にしづらいイメージや不安
○ちょっとした変更や迷い
これらを逃さず受け取るためには、「説明する力」よりも「聞く力」が欠かせません。
・ 打ち合わせにおける“共感力”
・ 対応スピード、相談しやすさ
どれも、現場の空気を左右する“目に見えないクオリティ”です。
最後に:こだわる理由は、未来の信頼のため
ディレクトは「特別なこと」をしているつもりはありません。
ただ、当たり前のことを、手を抜かず丁寧に続ける。
チャレンジし続けることを忘れない。
それが結果的に、空間の質を上げ、クライアントの満足
ひいては世界中の人々が満足できる空間の提供につながっていくと信じています。
今後も、芯のある仕事を――。
作品と、空間と、人をつなぐ仕事に、これからもまっすぐに取り組んでいきたいと思います。