―― 廃材じゃない、可能性のカケラ ――
建築・内装の現場で働いていると、日々発生する「端材」や「余剰資材」。
これらは一見“ゴミ”のように扱われがちですが、私たちはそこに価値の種が眠っていると考えています。
今、「もったいないを見逃さない」という視点が、現場にも求められています。
今回は、私たちディレクトが取り組む端材の再活用やエコ対応の工夫、そしてその背景にあるSDGsとのつながりをご紹介します。
1. 「端材」はただの余りものではない
内装現場では、素材の切れ端や余剰品が日々発生します。
たとえば、
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壁紙やフローリングの端数
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造作材や木材の切れ端
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誤発注で余ったパネルや建材
これらは本来、正しく使えばまだまだ活用可能なものばかり。
しかし、現場では「保管スペースがない」「再利用の手間がかかる」といった理由で、そのまま廃棄されてしまうケースが少なくありません。
ディレクトでは、こうした端材を「使えるもの」として捉え直すため、以下のような取り組みを行っています。
2. 「使い道」をつくる=価値を生み出す
私たちは、ただもったいない”と感じるだけでなく、実際に行動に移しています。
端材アップサイクルの取り組み
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端材を使ったDIYキットの開発
子ども向けの木工体験キットや、家庭でも使える収納グッズなどに展開。 -
ショップ什器や展示パネルへの再利用
社内やイベントで使う備品は、できる限り端材で製作。唯一無二のデザインにもつながります。 -
福祉作業所や保育施設との連携
シンプルな木材や素材を提供し、ワークショップの材料として活用いただいています。
3. SDGsへのアクションとしての端材活用
私たちの取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)**とも深くつながっています。
関連するSDGs目標 | 具体的なつながり |
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12. つくる責任 つかう責任 | 現場から出る端材を廃棄せず、再利用へ回す仕組みをつくる |
11. 住み続けられるまちづくり | 地域で生まれた素材を、地域の施設や人へ還元 |
4. 質の高い教育をみんなに | ものづくりを通じて、子どもたちに「資源の大切さ」を伝える |
「つくって終わり」ではなく、「つくったあとの未来」まで見据える。
これこそが、これからの現場に求められる姿勢だと考えています。
4. もったいない、から始まる価値創造
「現場から出た余りもの」には、実は物語があります。
素材としての美しさ、手を加えることで広がる可能性、
そして、それを誰かが使ってくれることで生まれる新しい価値。
ディレクトでは、そうしたストーリーを大切にしながら、
“現場発”のサステナブルなものづくりを続けていきたいと考えています。
▶ もしご興味があれば…
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「端材を使った企画を一緒にやってみたい」
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「保育所や施設で使える工作キットを探している」
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「SDGsに沿ったインテリア什器を提案してほしい」
そんなお声があれば、ぜひ一度ご相談ください。
また、私たちが物思いで商品化した商品の販売をECショップで販売していますので是非ご覧ください!
https://ddworks.net/
私たちと一緒に、“もったいない”を“ありがとう”に変える取り組みを始めてみませんか?