新人社員研修:京都の商業空間・ホテルなどを見学してきました

ディレクトの施工実績箇所を中心に見学

先日、ディレクトのDDW事業部に新しく入社した新人社員2名とともに、京都市内の商業施設やホテルの共用エリアを見学してきました。

当社はJR西宮駅から徒歩すぐ。JRの新快速に乗ると約45分程度で京都駅まで行くことができます。

そこで今回の目的は、実際の空間を見ながら、DDWで作成をさせていただいた内装や什器の見学と、当社で施工した物件を教材に、素材の使い方、照明計画、動線、店舗ごとの見せ方などを体感することです。

ディレクトとして施工に関わらせていただいた実績のある場所が中心でありますが、契約上、現場名や詳細な施工内容については明確にご紹介することができません。

しかし、実際に完成した空間を歩くことで、新人社員にとっては非常に大きな学びの場となりました。

DDW事業部では、先端加工機械を活用したプロダクト制作や、インテリアに関わるものづくりにも取り組んでいます。そのため、単に「見る」だけではなく、空間の中で素材やデザインがどのように使われ、どのようにお客様の印象につながっているのかを学ぶことが大切だと考えています。

商業施設で見る、ブランドごとの世界観

まず訪れたのは、京都駅周辺の商業施設にあるキャラクターショップ。

こちらでは、ブランドの世界観をどのように空間で表現しているかを中心に見て回りました。

店舗に入った瞬間に感じるワクワク感、色づかい、什器の形状、商品の並べ方、照明の当て方など、細部まで統一感があり、ブランドイメージをしっかりと伝える空間づくりがされています。

内装の仕事は、単に壁や床を仕上げるだけではありません。施工場所によって変化する様々な規制や制約をクリアにしながら、
そこに訪れる人がどのように感じ、どのように商品やサービスと出会うのかを考えることも、とても大切です。

今回の見学を通じて、新人社員にも「空間づくりは人の体験に大きく影響する仕事である」ということを感じてもらえたのではないかと思います。

京都らしさを感じる店舗空間

その後、京都を代表するお菓子の店舗も見学しました。

同じブランドの店舗であっても、立地や客層、売り場の広さによって、見せ方や商品配置、照明の使い方は変わります。

観光客の方が多いエリアでは、商品そのものの魅力だけでなく、店舗全体のわかりやすさや入りやすさも重要です。
パッケージの見え方、棚の高さ、レジまでの動線、季節感の演出など、細かな工夫が積み重なって店舗の印象をつくっていることを改めて感じました。

DDW事業部では、今後プロダクト制作や店舗向けの商品展開も視野に入れています。
その意味でも、実際の売り場で「どのような商品が手に取られやすいのか」「空間の中でどのように見せるべきか」を考える良い機会となりました。

ホテル共用エリアで学ぶ、上質な空間づくり

最後に訪れたのは、京都市内にあるホテルの1階・2階の共用エリアです。
ホテルの共用エリアは、宿泊される方だけでなく、レストランや宴会、打ち合わせなどで訪れる多くの方が利用される場所です。
そのため、第一印象をつくるデザイン性はもちろん、落ち着き、清潔感、歩きやすさ、案内のわかりやすさなど、さまざまな要素が求められます。

壁面や床の仕上げ、照明の明るさ、家具の配置、素材の質感など、一つひとつが空間全体の印象に大きく関わっていることを、実際に見て確認することができました。

図面や写真だけでは伝わりにくい「空気感」を体験できたことは、新人社員にとっても貴重な機会になったと思います。

見て、感じて、考えることの大切さ

今回の京都見学では、ホテル、店舗、商業施設と、異なる性質の空間を見て回りました。

それぞれの場所には、それぞれの目的があります。
ホテルには上質さや安心感が求められ、土産物店にはわかりやすさや買いやすさが求められます。
キャラクターショップには、ブランドの世界観や楽しさが求められます。

空間に求められる役割を理解し、その目的に合わせてデザインや施工、什器、素材を考えること。
これは、内装に関わる仕事をするうえで非常に大切な視点です。

新人社員にとっても、普段何気なく利用している場所を、つくり手の目線で見る良い機会になったと思います。

DDW事業部としての今後に向けて

ディレクトでは、内装施工で培ってきた知識や経験を活かし、DDW事業部として新たなものづくりにも取り組んでいます。

過去にとらわれない新素材の活用や、環境や安全をさらに重視したプロダクトの制作や、店舗・空間に関わるオリジナル商品の開発など、現場で得た知見を次の価値につなげることを目指しています。

今回の見学で得た気づきも、今後の商品づくりや提案活動に活かしていきたいと考えています。

新人社員にとっては、まだまだ覚えることも多い時期ですが、実際の空間を見て、素材に触れ、デザインを感じる経験を積み重ねることで、少しずつ自分なりの視点が育っていくはずです。

ディレクトはこれからも、現場での経験を大切にしながら、施工だけにとどまらない新しい取り組みに挑戦してまいります。

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